山田健一のブログ

業務に強いフリーITエンジニア 山田健一のブログです

電話システムについて

私はフリーITエンジニアとして、業務分析、業務改善提案を含む設計、製造、受入検査を含む検査、システム運用開始後の運用改善提案など、様々な分野を担当しています。

 

 

yamadaken1.hatenablog.com

の続きとなります。

主に twilio + クライアントPC関連の話題です。

twilio はクライアントPCからも操作が簡単にできるライブラリーを用意しています。
しかし、前回も指摘したようにクライアントを主役にして、オペレーターがお客様と直接会話するのは若干ハードルが高いです。
・TwiMLを返すサーバーを用意する必要がある
・クライアントから発信したあと、パソコンのマイクやスピーカー
で会話する方法が不明

後者についてはtwilioは カンファレンス(電話会議)という機能がありますので、これを使えば実現できそうです。お客様に会議通話をかけ、オペレーターにも会議通話をかける感じです。ただし、PC-お客様、PC-オペレーターの双方に通話料金が発生します。

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「TwiMLを返すサーバーを用意する必要がある」
これは、twilio側で対応して欲しいですね。
通話料金に上乗せするような有料のサービスでも構いません(もちろん無料が嬉しいですけど)。
TwiMLを返すurlにtwilio内部のサービスにアクセスするurlを記述すればよいとなれば、別途サーバーを用意することなく、クライアントのコードのみでシステムが完成します。===================================================================

この部分、twilio さん、KDDIウェブコミュニケーションズさん、お願いします。

 

 

さて、twilio 以外のサービスってあるのかな?と思い、検索しようとしましたが、検索ワードが思いつきません。「電話サービス」で検索すると望んだもの以外がたくさん出てきます。
「電話APIサービス」で検索すると、twilio以外もヒットしました。

 

Xoxzo クラウドテレフォニープラットフォームAPI — Xoxzo API Docs 1.1.3 ドキュメント

ウェブ電話から進化したシステム連係API | BIZTEL+

INST Voice | クラウド電話APIでコミュニケーションを変える


それでも情報は圧倒的に twilio が多いです。

 

音声API — Xoxzo API Docs 1.1.3 ドキュメント

をみても自動音声がurl指定です。
クラウド電話APIサービスとしては常識なのかもしれません。
ただし、応答記述をシステム利用者がサーバーを用意しないでよい仕組みがあれば、クライアントPCからの利用も促進でき、裾野が広がると思います。

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