山田健一のブログ

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経ヶ岳バーティカルリミット2017結果報告

経ヶ岳バーティカルリミット

2017結果報告です。
今回はロングコースに初挑戦となります。

「ロングコースを走るからには、トレランシューズが欲しいな」と思いつつも、貧乏人なので、さかいやスポーツさんのトレラン大会ショップで、大会価格のシューズを買うことにしました。
そのため、少し早めに家を出ました。

よく、「履きなれた靴で」と言われますが、最初から履きなれた靴はないので、大会で履き慣らすという非常識に挑戦です。

トレランシューズを買って履き替えてから大塚さんと記念撮影をします。

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受付をして、ゼッケンを付け、シューズとともに記念撮影。

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キッズレースの応援をしたりしているうちにレースブリーフィングが始まり、スタート準備へと移行します。

予備練習のタイムから判断して、自分は遅い部類なので、比較的後方からスタートします。
スタート直後の橋渋滞は仕方ないですが、すぐに抜けることができ、太鼓応援で力をもらい、プール前を登っていきます。

レース後のパーティーで友達になった植田さんからもらった写真です。

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なんとなく速そうに見えます。カメラの腕がいいんですね。

この辺は道幅も広いので、私クラスの走力の人はなんとなくゆるい集団になってきます。登っていく途中で近所のラン友さんのSさんに抜かれます。Sさんは私より早いので当然ですね。
そうこうしているうちに第1エード到着です。29分42秒。私としては、申し分ないタイムです。お水、バナナをもらい(今回はちゃんと食べました)、他のランナーさんのブログを参考にして、塩タブレットをウエストポーチに格納して、登ります。
第1エード休憩は最小限という作戦は実行できています。

山道入口到着が43分13秒。これも私としては、申し分ないタイムです。
ちょっと渋滞しているのと、最初の計画通り、自分エードとして給水&小休憩。
途中で、ちょっと話をしながら抜いてきたランナーさんが追いついてきたので、そこで入れてもらって山道を進みます。
最初に急なカーブがある関係からか、とてもスピードが遅かったのですが、すぐに私のペースで登れるようになりました。
私クラスの走力の人が、ちょうど固まっているんですね。
この辺は、コース整備ボランティアで強力ビーバーと燃料を持って登ったところなので、それより荷物が軽いため、気軽に登っていきます。
次の自分エードは妖精スポットです。
妖精スポット到着が1時間21分12秒。いい感じです。ここまでノンストップも実現できています。
妖精スポットにボランティアさんがいたので、写真撮影をお願いしました。

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他のランナーさんから「楽しそう!苦しいはずなのに。」などと言われてしまいました。
実はさほど苦しくなかったのです。これはコース整備ボランティアで強力ビーバーを運んだおかげかと思っています。

計画通り、ここで給水を取り、登りながら食料補給するために、食料を入れたウエストポーチを装着して出発します。
後から到着したランナーさんたちに抜かれているので、若干ペースが遅めの印象なので、エネルギー補給の芋干しをかじりながら登ります。
妖精スポットから、黒沢山分岐まで、ノンストップが目標ですが、コース整備ボランティアのときは実現できていません。コース整備ボランティアのときは荷物が多いという言い訳がありましたが、大会当日はどうでしょうか?
残念ながら、ノンストップは実現できませんでした。しかし、なんとなく顔なじみになったランナーさんが休んでいるところを抜き、今度は私が休んでいるときに抜かれるという大会でないと味わえない経験もしながら登っていきます。

私としては、この黒沢山分岐までが一番苦しい感じです。ここを克服できるように進化すれば、もっとタイムも上がるでしょう。

途中で休んだので、黒沢山分岐では休まずに、先に進みます。雪も少々残っています。
そして、私が刈り広げた道に着きます。なんとなくうれしい感じがします。

ここから9合目下分岐までは、苦しくなると横や後ろを見ると絶景が見えます。

この区間でもノンストップが実現できなかったような気がしますが、記憶が定かではありません。
9合目下分岐からは、交差区間となり、早いランナーさん優先区間です。私クラスの走力の人は早いランナーさん優先で退避することが適度な休憩になるような気がします。
少なくとも私は退避がいい休憩になりました。
9合目の少し手前で、退避休憩が取れたので9合目では休憩を取らず、先に進みます。
昨年の練習では、9合目から山頂は楽な印象でしたが、そのときは意識が飛んでいたのでしょうか?今年の大会では随分先が長い気がしました。
そうこうしているうちに山頂到着。3時間10分ちょうどです。
雪もあったので、私としてはまずまずと言ったところでしょうか。
ここで、記念撮影をしてもらおうと思ったら、「スマホがない事件」発生。
なんてことはない、妖精スポットで記念撮影したあと、ウェストポーチにしまわずに、ポケットにツッコんでいただけでした。
改めて、記念撮影をお願いしました。

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山頂で水分補給、エネルギー補給などで11分休憩(ちょっと長すぎたかな?)。
このときに補給したアスリートジョイントはいい感じでした。すっと体に入っていく印象です。
さて、くだりです。もう激坂上りはありません(上り0ではないですが)。
トレランシューズの威力を試す意味でも、頑張ってくだります。仲仙寺まで、ノンストップの予定です。
上りでちょくちょく顔を合わせたランナーさんを8合目手前の上りで元気に抜いていきます。
8合目の絶景もちらっと見ただけで進んで行きます。
やはり、シューズの威力は大きいです。しっかりグリップしてくれるので、軽快に飛ばせます(当人比)。
下りが遅いと自覚していましたが、他のランナーさんを抜くこともできました。
7合目では、多くのランナーさんが休んでいましたが、ここもノンストップで駆け抜けます。「駆け抜けます」って、いい表現ですね。当人は、トップランナーの下りをイメージしていますが、他人が見ると全然早くないと思います。

いい調子で下っていくと4合目に到着します。4合目ではボランティアさんが太鼓で激励してくれました。
嬉しかったですね。元気にお礼を言って、下っていきます。

しかし、世の中うまいことばかりではないですね。
はしゃぎ過ぎが原因だと思いますが、途中から休みをいれないと走れない状況になってきました。
「休憩も戦略」と自分に言い聞かせ、休憩を取りながら進みます。
普段なら走れるところが走れません。
休憩をとっていると抜いてきたランナーさんに抜かれたりします。
タブレットの補給がおそすぎたのかなとか後から反省したりしましたが、このときは体の回復しか頭にありませんでした。仲仙寺(第2エード)が遠い。。。

仲仙寺到着。4時間54分21秒。目標としていた「5時間から5時間10分」は実現できないことは明白ですが、あとは楽しむことに目標を切り替えます。
仲仙寺の第2エードは居心地がよく、ゴールした気分になってしまいますが、まだゴールではありません。
「まだ、4kmもあるのか」というランナーさんがいたので、「プラスに考えよう。あと4km、しかも激坂はもうない」とか自分にも言い聞かせます。
スタートから5時間経ってしまったので、走り始めることにしました。
意外や意外、ロードは走れます。
途中でランナーさんも抜くことができました(抜かれもしましたが)。
大芝公園まで走ってゴール。
記録は5時間25分21秒。ロード区間は24分くらいだったのかな?

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記録はともかく、楽しめました。
達成感もたっぷりあります。昨年見たロングコースランナーの表情に似た表情をしていると思います。

レース後のパーティーも楽しめました。
近くに座った人たちと来年の再会も約束しました。

私は仲仙寺まで歩いて20分という地の利に恵まれていますので、練習を工夫して来年はもっと上を目指したいです。

 

さて、新品のトレランシューズを大会で履き慣らすという非常識な挑戦はどうなったでしょうか?
走りには問題なかったと思います。足裏にマメは。。。できていました。両足に2つずつ。それでも潰れることもなく、問題なく走れたのはシューズのおかげか、走り方のおかげか?
プラス思考の私は「両方」と考えます。

 

 

いろいろなことがあり、長文になりましたが、楽しく走れました。

主催者、参加者、その他関係者の皆様、ありがとうございました。